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Drilling sediment improvement agent TG Rock掘削土砂改良固化剤
TGロック

土木現場、特にシールド工事・基礎工事・掘削工事などから大量に発生する泥状土は、含水率が高く流動性があるため土砂運搬時において取り扱いが困難となり、また現場における従来の使用固化材である無機系商品の活用にともなう非作業性・非環境面などを考慮した中性高分子系固化材であり、少量添加のうえ短時間による改良を可能とし、製品のPHも中性領域でしあがっているため環境循環型の泥土固化処理をすることができます。

特徴

高い安全性

TGロックは毒性がなく、
中性商品であるため、
改質後の公害発生はありません。

短時間で
改質可能

TGロックは無機系固化材と比べ
改質時間が短いため、
仮置きスペースの
必要性がなく処分場まで直送できる
都市土木型固化剤です。

低添加量で
改質可能

TGロックは少量添加で改質可能なため、
従来の無機系固化材のような
粉塵発生・製品サイロ・体積増加の
諸問題の心配がいりません。

改質後の
安定性

TGロックで改質した泥土は、
製品効果である接着能力により
強固に団粒化されているため、
雨水や運搬の振動などの影響で
泥状化することはありません。

改質後土砂の
乾燥性

TGロックで改質した泥土は、
表面積が
増大するため、
改質前の泥状土と比較して
乾燥が早くなります。

TGロックの性状規格

外観 白色または淡黄色粉体
pH 7.5~9.5(0.2%溶液)
嵩比重 0.7~1.1
荷姿 20kg袋
1tフレコン袋
10tローリー車

TGロックの取扱説明

TGロックを泥土に添加して、混合攪拌してください。攪拌が不十分な場合は改質効果が低下しますので、よく混合攪拌してください。泥土の含水比、土質等により差はありますが、改質用の混合攪拌設備を活用すると約30秒前後にて改質することができます

ミニスランプ試験

TGロック添加前
スランプ値:11.0cm

TGロック 1.5kg/m3添加後
スランプ値:0cm

テーブルフロー試験


TGロック添加前
テーブルフロー値
27.0cm×27.0cm

TGロック 1.5kg/m3添加後
テーブルフロー値
10.5cm×10.5cm

TGロック(ポリマー系固化材)の高含水汚泥に対する改質比較試験

TGロック(ポリマー系固化材)の高含水汚泥に対する改質比較試験を行った動画です。

公共工事に伴い発生する建設発生土、杭残土、浚渫汚泥など、平ダンプでの運搬が難しい高含水汚泥を、少量添加で運搬可能な正常に改良する改良材(固化材)を扱います。

固化材は主にセメント系や石灰系等の無機系固化材が知られていますが、作業性の悪さ、環境への影響等の問題があります。

TGロックを対象汚泥に添加した際の様子をご覧ください。少量添加で即時改質できる様子がご覧いただけます。

また、下記表はTGロックと一般的な無機系固化材との物性比較表です。

ポリマー系固化材は少量添加・即時改良の他にもpHが中性・有害物質を含まない、廃棄物が増えない等の特徴をもつ改良剤となります。

改質・固化材

物性比較

ポリマー系 セメント系
TGロック 通常型 無粉塵型

粉塵対応

(粉じんの起こりにくさ)

薬剤添加量目安   

(少量で効果があるか)

0.5~5.0kg/m3   30~100kg/m3 30~100kg/m3

撹拌(分散)性

(薬剤の混ざりやすさ)

養生(改質)時間

(改質は早いか)

pH

(使用材料のpH)

中性 アルカリ アルカリ

産廃量

(産廃量は増えないか)

保管スペース

(材料がストックヤードを

占める程度)

水質対応

(地下水への影響はあるか)

環境

(有害物質の含有はないか)

六価クロム溶出の可能性

六価クロム溶出の可能性

総合評価

 

固化処理

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